antiodor’s diary

香害が一日も早くなくなればいいとできることをちまちまコツコツやってます。調べたことをシェアしていきます。もしも必要であれば、香害に反対する皆様、よろしければ職場や学校などでの説明、地域への訴えなどにどうぞご自由にご利用ください。皆様の周囲の環境が少しでも改善されることを心から願っております。

香気とは?

Sakakiさんに教えて頂いた記事です。

 

カナダの肺協会HPより

香が呼吸器に影響を及ぼす可能性について言及・啓発している記事がありましたので和文でご紹介。

 

二つに分けます。その1

 

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香気

 

香気と聞いて思い浮かべるものは?

我々は香気といえば通常は香料、アロマや香水ー何かしら香りを付加するものを思い浮かべます。

香気はパーソナルケア用品の中につきものですー香水、髭剃りローション、コロン、シャンプーやコンディショナー、石鹸、全身ローションや制汗剤など。

また香気は家庭用品にも含まれますー例えば空気清浄剤、脱臭剤、キャンドル、一部の洗濯洗剤、衣料用柔軟剤、清掃用品等です。

また香気は職場でも見られます(洗浄用品、接着剤、コーキング材など)。

 

香気付の製品は健康にどのような影響を与えるのでしょう?

製品に香気を付加するために使われる化学物質は、ある人々、特に喘息やCOPDなどの肺疾患を持つ人々にとって健康上深刻な問題の原因となり得ます。香気を持った製品はただ側にあるだけでも人々を病気にすることがあるのです。

香気は肌や肺を通って我々の体の中に侵入します。香気に使われる化学物質は多くの異なる反応を引き起こします。天然由来の植物成分を使った製品ですら、ある人々にとってはアレルギーの原因になり得るのです。

香気の影響で起きる症状は軽いものもあれば重いものもあります。一般的な症状には次のものがあります。

  • 頭痛
  • めまい
  • 疲れやすい/虚弱
  • 息切れ
  • 吐き気
  • 感冒様症状
  • 喘息症状の増悪作用

 

香気に使われている成分は?

 香気は通常天然のものと人工の化学物質を混合して作られます。典型的な香気には通常100~350種の成分が含まれます。香気含んだ製品の問題は、においそのものよりはそのにおいを作り出している化学物質にあります。

香気付製品は常に空気中にいくつかの有害な化学物質を揮発させ、髪や衣類や周囲のものすべてに付着します。一般的に香りを長もちさせるために使われる化学物質にフタル酸ジエチルがあります。

アメリカ国立医学図書館による有害物質の就業時曝露のハザードマップによれば、これは皮膚にアレルギー反応(接触性皮膚炎)を起こす可能性があり皮膚感作剤として分類され、また生殖毒性があるとあります。

 

 

 

その2へ続く

 

元記事:  Scents BREATH the lung association